床下の湿気対策

床下換気扇の設置

比較対象がないとなかなか考えづらいので、まずは業者さんによる取り付けの相場から見ていきます。
専用品の床下換気扇は、排気口のところに換気扇の本体(モーター部分)を取り付けるのが一般的なようです。作業費を含めて、2~4台の取り付けで10万円前後するようです。
換気扇本体の価格は7~10W程度の出力のものであれば1万円弱から購入可能なようです。

排気口の大きさ

先日、床下の下調べをした際に、床下側から排気口の大きさを確認しました。

枠のサイズとしては高さ100mm、幅300mmくらいなのですが、なぜかどの排気口も下側のコンクリートがモコッとなっていて、一番狭いところの高さは80mmほどでした。
最小サイズの床下換気扇でも最低の高さは120mmのようで、これではスッポリとはめることができません。

そこで、代わりになるような製品を探したところ、以下の理由からダクト式の天井埋め込み用換気扇がよさそうであるとの結論にいたりました。

  • 吸気用のダクトと排気用のダクトを各々伸ばせるため、本体は床下の中央付近に設置できる
  • 排気用のダクトはフレキタイプのものだと、ひしゃげることで排気口にはめれそう
  • シロッコタイプの製品が多い

シロッコファンは、円筒状の形をしたファンで、プロペラタイプに比べ騒音が少なかったり、外からの風の影響を受けにくいとの利点があるようです。1台で、且つ複数(特に袋小路になっていて換気が悪いところ)からの吸気が行えそうです。
メルカリで以下の商品を調達しました。

三菱電機の「VD-18ZT7」。年式はかなり古いですが未使用品でした。価格は4,000円ほどでした。
ダクト換気扇は、排気口の径が100mm、150mm、200mmとあり、径に比例してパワーが増します。1台で済ませたいので少しパワーの強い150mmのものから選びました。
出力は22W(50Hzの場合)でしたので、小型の床下用換気扇の2.5台分ほどとなります。

仮に24h稼働しっぱなしだと、22W×24h×30d=16kWでひと月400円強の電気代が掛かります。なかなかおサイフに響く額となりますので、タイマーを使うか、同時に進めているソーラーの電気を活用するといたように、少々工夫してみたいなと考えています。

ダクトの取り付け

吸気側

吸気側は、本体とは離れた袋小路になっている場所からの吸気が行えるよう、Φ100mm、長さ10mのアルミフレキダクト(2,597円)を購入し、だいたい6mと4mになるように切断し、各々を吸気側のカバーに取り付けみました。

黒い接続部分はアマゾンで購入した「ダクトコネクター」という商品です。
固定用の穴が8つあいていたので、そのうち4つを結束バンドを使って吸気カバーに固定しました。
ちょうど吸気カバーの半分を塞ぐ形となるため、半分は2か所のダクトから、もう半分は本体、系箇所から吸気します。

排気側

排気側は、Φ150mm、長さ2mのアルミフレキダクト(1,180円)を購入しました。固定用のバンドとアルミテープが付いていました。

フレキダクトの径はピッタリでしたが、換気扇の口のちょうどバンドで固定する感じになりました。
締め付けるときに抜ける方向に力が掛かりそうな気がしたので、気持ちストッパー代わりにコーキングを塗ってみました。

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